ヒトに“何か”を伝える世界遺産
世界遺産とは、1972年に採択された世界遺産条約で定義された“顕著な普遍的価値”を持つもののことを指します。遺跡や宮殿、国立公園など文化的・自然的な価値を持つものであれば登録されるものは多岐にわたり、現在世界中で981件の不動産が世界遺産に登録されています。そのうち、日本の世界遺産は17件あって、最近では日本の心ともいえる“富士山”が世界遺産に登録されたのが記憶に新しいですね。
現在のところ世界遺産は160カ国に分布していて、海外へ観光に出かけるなら必ず立ち寄っておきたい観光スポットです。世界遺産は、今や失われつつある文化や自然の姿など、私たち人類の歴史で失ってはいけない大切な何かを残しているのです。そのような歴史から切り離された世界遺産に触れれば、心が洗われるような不思議な気分になること間違いなしです。
このサイトではそんな世界遺産の中でも、特に有名な世界遺産をピックアップして紹介しています。失われた文化を感じられる遺跡や宮殿などの建造物や、景観や自然のようにヒトの心に語りかける原風景まで、是非知っておいて欲しいオススメの世界遺産について紹介しています。
私たち人間は生きるのに必死になって世界が広いことを忘れがちです。ですから、世界遺産に触れて、歴史の深さや幅広さに思いを馳せてみるのもたまにはいいのではないでしょうか。そんな強い魅力を感じる世界遺産を、あなたも見に行きませんか?
世界遺産の原爆ドームから戦争を考える
世界160ヵ国に1073件の世界遺産があります。これら全てを回るにはどれくらいの期間がかかるでしょうか?仕事をしながらだと一生かかっても回り切れないような気がします。
それでも必ず行っておきたい世界遺産には行きたいと思っています。
まずは日本にある世界遺産から行ってみましょう。日本には22件の世界遺産があります。その中で紹介しときたいのは、広島の原爆ドームです。
日本人なら必ず知っている原爆ドーム。しかし原爆ドームを直接見たことある日本人は人口の10パーセントにも満たないのではないでしょうか?私もまだ直接原爆ドームを見たことがありません。行ったことがない私が言うのもおかしいのですが、戦争を知らない世代の人は一度は原爆ドームを見てください。そして戦争を起こしてはいけないということを胸に刻んでください。
今、北朝鮮の暴挙によって、戦争への導火線に火がついている状態です。この導火線の火が途中で消えるか、そのまま本体まで火が届くかは北朝鮮次第ですが、戦争になるとアメリカと同盟している日本にも影響がでてしまいます。我々一般人は戦争にならないように祈ることしかできませんが、戦争にならないことが一番なのは誰もがわかっていることでしょう。